topics

今回も音色のシリーズを解説していきます。
前回から自分でコントロールする音色の項目に入りました。

そして今回はその実践編に入っていきます。

これまでも説明してきた音量を決定する4つの要素。
・圧力
・速度
・角度
◎場所

その内、今回は音色に最も作用する「場所」を解説しつつ、実践しています。
場所とは何のことかと言うと、弦のどの場所で弓を擦るか?と言うことなのですが、もう少し突っ込んで解説すると、弦は場所によって張力が変わってきます。

弦は、千斤と駒の2点でピーンと張られている状態です。
その両極の2点が最も張力の高い(強い)場所なのに対し、その中央の1点は最も張力の低い(弱い)ところになります。

動画内ではこの駒の方で弦を爪弾いた音と、中心点で爪弾いた音とを実際に聴き比べていただきます。
すると、音色が違うのがハッキリと聴き取れるかと思います。

それを弓でも実践していきましょう、というのが今回の内容です。
詳細の技術解説は次回にする予定ですが、張力の強い下の方で、弓を筒の方に押しつけて弾いた音。
張力の弱い上の方で、少し弓を浮かせて弾いた音。
こちらの2種類の音色を実践を交えて解説しています。

どのように弓を弦に当てていけば良いのかは解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事一覧