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今回も音色のシリーズの続きです。

これまででお話ししてきた2種類の音色…
・コントロールできる音色
・コントロールできない音色
のうち、前回までは演奏中にコントロールできない音色についてを解説してきました。

そしていよいよ今回から、演奏中にコントロールできる音色の開設をスタートしていきます。

動画内では2種類の弾き方で弾いている音を、聴き分けていただく構成で編集しています。
その2種類の弾き方、聴いてみるとすぐお分かりいただけると思いますが、まず音量が違います。

さて、この弾き分け。
違うのは音量だけでしょうか?

次に同じ動画の、小さく弾いている方の音をPCで音量だけ揃えてみました。
これでまた2種類を聴き比べていただきます。
音量が見た目でも分かるように、音量のメータも表示しています。

すると同じ音量のはずなのに、違って聞こえるのが分かるかと思います。
これは何を意味するかというと「音色」が違うんです。

いったいどう違っているのか?
今度はこの音量調整した2種類を、周波数帯を見るグラフで見ながら聴き分けてみてください。

どう違っていたのかがお分かりいただけると思います。

さて、今回はどう違うのかを理解するところまでですが、次回から実際に弾き方でどう変えるのか?を解説していく予定です。

最終目標として、この音色を演奏方法で弾き分けるところまでのアプローチとして、まずコントロールできない音色を解説してきました。
また、音色とは一体どういうものなのか?も解説しました。

最初に弾き分ける方からではなく音色の概念から解説したのは、なんとなく違うのをこんな感じで弾けば…ではなく、やっていることを把握した方が、意図した表現をできるようになると思ったからです。

そのことについてもお話ししていますので、ぜひ動画をご覧ください。

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