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2022年末から教室のレクチャー系ブログの更新を滞らせてしまいましたが、また再開していきます。

前回の内容はF調に気をつけるポイントを大きく2つ取り上げて、その内の1つ、後者の方を解説しました。
D調、G調で最初に構える第1ポジションより、掴む位置(ポジション)を半音下げる位置に構えること。
そしてもう1つは一・二・三指の3本指が全て全音程差であるということ。

今回は前者の方、D・G調のポジションからは半音下に下げたポジションにずらす、ということについて解説します。

この “半音下にずらす” ときに重要な考え方として、左手のフォームは正しいままでずらせているのか?という考え方でF調のポジションを取っていきたいのです。

半音下にずらす時、二胡においての半音は、およそ指一本分。
ちょっと指だけを下にずらせば、F調の1(ド)は音程が取れてしまうのです。
しかし指をずらすだけで1(ド)を取ってしまうと、その後の二指の2(レ)、三指の3(ミ)の音程がとても取りにくくなってしまいます。

だからこそ、最初の一指を取る時の取り方、すなわちフォームがとても重要になります。

動画ではそのポジションの取り方を細かく丁寧に解説しています。
それに加え、フォームチェックをしながらの練習メニューも紹介しています。

どうぞ最後まで動画をご覧ください。

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