【二胡技術】繊細でキレイな小さい音の出し方 〜視聴者さんの質問に答えました[その1&2]
2021年の10月から音色のレクチャーシリーズをお送りしていましたが、今年ももう12月。
最後の月になりました。
二胡っとチャンネルのコメント欄や、教室のメールに何件かご質問をいただいておりまして、今年にいただいた質問に、年内にお答えしていきたいと思いまして、一旦音色シリーズはお休みにしまして、お寄せいただいたご質問にお答えするシリーズを年内にお送りしていきます。
回答しながら撮影していたら、結構ながい時間話していたようで、動画1本でまとめるには長すぎたので2本に分けました。
その2本のレクチャー動画をまとめて掲載いたします。
まず、お寄せいただいたご質問を掲載いたします。
【1通目】
初めてメールします。
結論 感謝メールです。
「二胡ッとチャンネルの動画6シリーズ」の説明が嬉しくて、メールします。
今まで解らなかった右腕の全般が分かりました。
弓の支え方、外弦、内弦での指の切り替え、右手首、右肘の動かし方に納得がいきました。
これが知りたかった‼
(今まで,カルチャー、購入したDVD等で解説していたには、型のような気がします。)
なるほど‼ これだ‼ という思いです。
これからの左手シリーズ楽しみです。
ついでに曲の表情の付け方も詳しく動画アップ希望です。厚かましくて申し訳ありません。
アマチュアの「のっぺら弾き」卒業に向け大いに観させて頂きます。
沢山書きたいのですが、長くなりますのでここまでにします。
二胡歴 5年に突入 72才 埼玉県在住 一生の友になりそうな二胡です。
【2通目】
久しぶりににっことチャンネルを見ました。
新たな発見があったのと疑問がありますのでメールをさせて頂きます。
発見
「良い音色のstep」にて
小さな音の出し方(ロングトーン):練習はオクターブ高い音で弓の毛を二胡胴からカスカスに浮かす。なるほどと手を打ちました。曲の終わりには弓を浮かしてデクレッシェンドしてたのに! 気づかなかった。
ここで質問です。
Q1 薄く当てる方法:内弦も外弦も、うどんのヒモカワのような弓の毛の上側を使う意識でしょうか?
Q2 弓を扱う上で(いろいろ表現をする為に):弓は常に水平に維持しますか?(弓の先が重さで下がらない程度に)脱力との兼ね合いで疑問になります。
聴き洩らしそうな一言一言がとても有益です。
右手の➅-〇シリーズとても気に入ってます。
【3通目】
返信ありがとうございました。
「良い音色のstep」 は、私の念願の心に響く演奏のstepを教えて頂いているのだと解釈しています。
特に
4:小さな音
5:一弓で大小を変化
6:ボリュームを常に意識
これらは。アマチュア弾き、棒引き、のっぺら弾き卒業の弾き方を教えて頂いているのだと解釈しました。
次の動画の為に追加質問をさせて頂きます。
6シリーズの波形を使った説明の時のように、角の取れた音を弾きたいのですが
Q1:例えばそろばん玉のような波形で、左半分(クレッシェンド)する部分の弾き方にどのようなテクニックを使うのでしょうか?
(音の一粒一粒が優しくて、くっきり、ハッキリ弾くために)
宜しくお願い致します。
といった内容でした。
いただいたご質問に動画で全部お答えします。
まずは、1通目でいただいた質問は、基礎技術的な内容よりも応用的な内容でしたので、まず今回の動画では2通目以降の「小さい音の出し方」についてと「クレッシェンド」についてお答えしました。
1通目の表情の付け方は、その概要についておはなししていますが、この後の動画で紹介予定です。
まずは「小さい音の出し方」と「クレッシェンド」。
どうぞ動画を最後までご覧ください。