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今回からは左手フォームの実践編になります。
前回・前々回の初歩的な気をつけたいことを踏まえた上で、今回は主に左手の指の置き方を紹介します。

その中でもまず今回は入門者・初級者向けの内容として、一指(人差し指)と二指(中指)を使い、ドレミ(123)までの音階の中で気をつける注意点を解説させていただきました。

入門・初級者に多く見られることとして、3(ミ)の音程が低くなることが挙げられます。
これの原因として、前回・前々回で説明した左肘の位置や腕の向きも理由になりますし、それに加えて今回説明する指の開き方もあるのです。

人間は通常の生活を営んでいる中で指を使う時、指の関節の曲げ方や伸ばし方を “使う指によって変える” という使い方をしません。
ただし二胡を弾く時はそれができた方が音程は高い精度で安定して取りやすくなるのです。

拳から根本の関節(手首・肘・肩)はまったく使わずに、拳から先の関節だけ使えた方がとてもラクに音程が取れるようになります。

その実践方法は文章で説明するよりも、動画をご覧いただいた方が圧倒的に分かりやすいかと思います。
どうぞ最後まで動画をご覧ください。

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