【二胡講座】自分で音程を取らなきゃいけない楽器の “音感” を身に付けるために
音色のシリーズも終わり、今回から音程(主に左手)のシリーズを開始します。
今までのこの二胡講座は、比重として音色のことをお伝えしてきた方が多かったと思います。
音色というのは右手が担いますね。
二胡は音程を自分で取らなきゃいけない楽器なので、ある程度音色(右手運弓)に雑音が出ないようになってきたら、音の質を追求するよりも音程(左手)の方に意識が行ってしまいますよね。
そのことが決して悪いということを言いたいのではなく、音程…大事です。
音色のレベルって、雑音じゃない限り、比較対象がないとそれがどの程度音色が良いかの判断がしにくいのに対し、音程は比較対象がなくても外れたらバレてしまいますね(汗
それは素人でも分かってしまうくらいの要素になります。
もちろん音楽は音程が全てではありませんが、それは程度によります。
どの位の量で外れているのか?
そしてどの位の頻度で外れているのか?
なので音程も大事です。
それでは音程が取れているとか取れていないとかは、どうやって判断するのでしょう?
今回は音程のシリーズを開始するにあたり、2つの要素で成り立っていることを解説しています。
A.音程を判別する耳
B.左手のフォーム
これからこのシリーズでは先述の2つの要素の内、主にBについて解説することが多くなるかとは思いますが、今回はまずシリーズ開始の内容としてAについて話しています。
どうぞご覧ください。