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前回に続き小指の項、第2回目です。
前回は小指を倒す時の支点について解説しました。
そして今回は実際に小指をどう届かせれば良いのか?を解説しています。

まず最初は薬指から小指までの距離を知っていく、つかんでいくことから始めてください。
それに慣れてきたら、他の色んな指から小指までも慣らしていきますが、まずは薬指から一歩ずつ。

そこで今回は、まず薬指から小指へのアプローチの仕方です。

薬指を弦から離さないように、弦に付けたまま小指を置いていくようにしていきます。
その時に薬指は関節の曲がる方向とは逆の方に曲がらないようにします。
関節が曲がる方に自然に深く曲げられるように。
深く、とはカタカナの “コ” の字になるくらい、しっかり曲げていきます。

この時に力んでしまうと薬指は逆に曲がってしまい、逆に小指が音程に届かなくなってしまいます。
体全体の力を抜いて、音程のシリーズの最初に解説したように左肘の位置や、手の向きなどが届かせにくいフォームになっていないかどうかをチェックし、自然と曲がるように練習します。

詳しくは動画をご覧いただいた方が分かりやすいかと思います。
どうぞ最後までご覧ください。

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